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初回リピートのはがきDM

制作概要 クラシックコンサートやオペラ・コンサートに来場してくれた方にもう一度来て欲しい。メルマガや封筒DMなどの販促はすぐに思いつくところですが …

制作概要

クラシックコンサートやオペラ・コンサートに来場してくれた方にもう一度来て欲しい。メルマガや封筒DMなどの販促はすぐに思いつくところですが、よくあるはがきDMは最近ではなかなか使われない手法ですが、確かな効果を実感できるのは間違いありません。しかし、はがきサイズのクリエイティブは「伝えたいこと」がしっかりとしていないと「おしゃれな絵葉書」に終わってしまいます。

ターゲットと訴求を強く

はがきサイズは見て分かる通り小さいです。A4チラシや見開き冊子などで慣れているクリエイターはどうしてもインパクト重視のデザインになってしまいがちです。販促をおしゃれなポストカードに終わらないためにも、訴求ポイントをしっかりと持つことと限られたスペースと限られた文言数でいかに魅力を伝えられるかがポイントになってきます。

「すでに来たことある人」に向けて「また来てください」を伝えたい。そのためにも写真は大きく、チケット代金も大きくすることで前回の公演を思い出してもらいます。その後、どうしても小さくなる文章へと興味をいだいてもらいます。黄色いラインやお問い合わせの赤文字ですこし通販チックになりますが「どうしても来て欲しい」時には読んで欲しい部分を目立たせるのは仕方ないことです。

ボローニャ主席のコンサート

今回のはがきDMは「初回リピート」と呼ばれる「2回目の公演に来てもらう施策」でしたので「どうしても来て欲しい」感を増しました。それ以降のクリエイティブはブランディング要素を強めて「ファン化」できるので、このはがきDMの影響はとても大きいものです。

結果、リピーターを含む来場者は過去最高となりました。
はがきDMの効果だけではありませんが、「初回リピート」時のクリエイティブは「なにがなんでも来て欲しい」想いでつくることでLTVを高める重要なポイントになります。

2019 / DTP はがきDM
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団

 

たのしいコバエちゃん