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赤い毛糸でつながる

制作概要 公益財団法人お金をまわそう基金のアニュアルレポート2018の制作。初年度からページ数が増えて寄付額も大幅に増えてきたことを支援者様に伝え …

制作概要

公益財団法人お金をまわそう基金のアニュアルレポート2018の制作。初年度からページ数が増えて寄付額も大幅に増えてきたことを支援者様に伝える重要な冊子です。

しっかりとした「読み物」に

初年度のアニュアルレポートは財団の紹介がメインだったのに比べて、2年目のレポートは助成団体の活動報告をメインにしました。その分、ページ数や文字数が一気に増えてページ建てに悩みましたが、疲れることなく読める冊子に仕上げました。

「えんづくり」をテーマに活動してきた2年目は「運命の赤い糸」を感じるような出会いもあったということで、赤い毛糸でストーリーをつないでいきました。紙質は前年度と同様上質紙90kg。手触りがよく、白色がやさしく感じる紙質なので余白多め(白多め)で作っています。

支援者のこえ

初年度にない「支援者(寄付者)の声」を掲載しました。ただ、よくあるお客様の声のように数多く載せればいいというものでも無いのが社会貢献・寄付分野なのではと感じています。多すぎる「お客様の声」は(こういった冊子では)かえって逆の印象を持たれてしまう可能性もあると感じました。

わざわざ「支援者のこえ」とタイトルをつけて紹介するよりは、打ち出しキャッチコピーの流れでストーリーの流れに沿ってさりげなく配置しようと考えました。しかも淡々と。スタッフからの意見を取り入れて4つの支援者のこえを掲載しました。本来、共感コンテンツとして使われる「お客様の声」ですが、社会貢献分野ではかなりデリケートな扱いになるのかもしれない・・と感じています(いっきに胡散臭く感じてしまいがちですし・・)

2019 / 冊子デザイン
公益財団法人お金をまわそう基金

たのしいコバエちゃん