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均等割付でどっしり

制作概要 東京サントリーホールでの公演チラシ制作。没後150年の作曲家ロッシーニを讃えるプログラム内容で、日本ではあまり演奏されない曲目も演奏され …

制作概要

東京サントリーホールでの公演チラシ制作。没後150年の作曲家ロッシーニを讃えるプログラム内容で、日本ではあまり演奏されない曲目も演奏された特別公演となりました。

長いキャッチコピー・・

キャッチ長すぎ

 

デザイナーを悩ませる第一位として「レイアウト決定後のキャッチ変更」や「なぜかキャッチコピーが多い」という注文があるときがあります。多くの場合はチラシの訴求ポイントを理由に却下できるのがほとんどなのですが、ある程度以上の権限が絡んでくるとそうはいっていられません。今回は「ロッシーニを演奏させたら世界一のオーケストラを聴いてみませんか?」というキャッチがけっこうな直前に増えています。さらに金帯で。これがあるのと無いのとでのご想像はお任せしたいところです。

均等割付の安定感

ロゴを等倍でどっしり作っています。
ロッシーニは美食家で写真にある通りの巨漢だったということと、楽しいことが大好きな性格ということからクラシックでよく使われがちなフォントよりも丸い安定感のあるゴシックを均等割付で作っています。均等割付の場合、改行ポイントを無視できるか否かという部分でもめるのですが、イタリア語なので改行ポイントはオール無視しました(笑)。

赤い斜めの線はサントリー公演を含む「ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2018」で共通して使っている角度のものです。イベント全体に係るポイントで関連性を表現しています。

2018 / チラシデザイン
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団

たのしいコバエちゃん