tag: DTP
dtp
制作概要 さわかみオペラ財団からはじまる最高の音楽の旅へシリーズの7回目、オペラ「リゴレット」のハイライト公演(東京 四谷区民ホール)のチラシデザ …
制作概要
さわかみオペラ財団からはじまる最高の音楽の旅へシリーズの7回目、オペラ「リゴレット」のハイライト公演(東京 四谷区民ホール)のチラシデザインを担当しました。ハイライト形式とはいえ、「ほぼオペラ」なので歌うだけではなくしっかりとオペラの物語も理解することができる公演です。
AKA・赤・あか
オペラの「あか」は高級感を出すためにレッドヴェルベット、舞台のカーテンに使われるような赤を使うことが多いと思いますが、今回の「あか」は全然ちがう「あか」を使いました。
ビビッドカラー寄りの赤はお値段設定(S席4000円と安い)もあります。
物語のインパクトやロゴ文字の黒を際立たせるため、ギラギラしたインパクトの強い「あか」であまり使わない「黄色」も印象づけるためでもあります。
昔流行した「斜め文字」
「俺はこの舌で人を殺し、奴は短剣で殺す」や裏面の「復習の時を待っていた、道化という仮面の下で血の涙をながしながら・・・」は昔流行したデザインのひとつです。
どんな文言でも強調できるので、文字の強調や装飾に困ったときにぜひ使ってみていただきたいと思います(笑)
制作環境上、あらゆるフォントを利用できない場合もよくあると思います。どの会社でもどの環境でもフォントを購入している(できる)環境が整っているわけではありません。ですので、インストールされている、もしくはインストールできる日本語フォントをいかにインパクトあるデザインに加工できるか・・というのも大きな課題です。
データや画面で見る「あか」は印刷物として出来上がってきたときにまったく違う「あか」になります(色確認をしていないというわけではなく・・)。光の当たり具合やしわなどが入ってくると、「あかって難しいな・・」といつも感じてしまうわけです。
2019 / コンサート チラシデザイン
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
制作概要 ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2019 の公演プログラム制作。昨年に引き続き、野外オペラ公演のプログラムを制作しました。プログラムは …
制作概要
ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2019 の公演プログラム制作。昨年に引き続き、野外オペラ公演のプログラムを制作しました。プログラムはもちろんですが、開場の看板、チラシやWebバナーなどすべてひとりで作る仕事です。今回はクリエイティブ・ディレクションをせず、現場の意見を再重視した制作となりました。ですので「秋なのに桜」「ピンクのグラデーション」「配置こんな感じ」などなどは指定通りの制作でした。
ディレクションの難しさ
クリエイティブ・ディレクションは「プロジェクト開始時から」はじまるものです。デザインを以ってチームの士気を上げるも下げるもディレクション次第です。
ですが、今回は現場それぞれがディレクションを自由に決めてもらいました。制作側は思いっきり振り回されててんてこ舞いになってしまうのですが、こういうこともプロジェクトを長続きさせるには大切なことだと感じました。併せて、クリエイティブ・ディレクションの必要性や難しさも慣れない人にとってはとてつもなく難しいことだということも気づくことができました。
ディレクションをしなかったため、制作指示がコロコロ変わり、変更・修正が増えてしまいます。そのため、制作側はかなりの変更余裕をもって作ることになります。さらに、修正・訂正が多ければ多いほど製作期間もどんどん削られていくので冊子制作はやっぱりディレクターは必要だな・・とつくづく思いました。
今回は全体的に白基調。余白大きめ。
余白のとり方と、文章リズムのとり方は人それぞれだと思います。ただ単に「間合いを広めにする」のが余白では無いです。余白をきれいに取るためには「余白色」という色を決めて塗りつぶして配置してみるのも手段のひとつです。
白=余白 ではなく、白とは別のマゼンダなどの色を余白色として配置して余白の「五月蝿さ」を可視化出来るようにしておけばリズムのある、意味のある余白デザインができるようになるのではないか と思います。
2019 / 冊子印刷デザイン
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
制作概要 ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2019野外オペラ「蝶々夫人」プレイベントのプログラム冊子制作。昨年に引き続いて制作をしていますが、デ …
制作概要
ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2019野外オペラ「蝶々夫人」プレイベントのプログラム冊子制作。昨年に引き続いて制作をしていますが、ディレクションはせず、デザイン制作のみでした。ちなみに、このディレクションというのは企画からページ建てなどのことです。ラフやページ建ては用意してもらいデザインするだけ(データ化する)だったので文字情報多めです(汗)
クリエイティブのディレクション
制作物は「デザイナーの個性」と思っている人も数多くいます。デザイナーが変わればつくるものすべてが変わってしまうのも否めませんが、デザインするのは「貴社のサービスや商品」なので、デザイナーたったひとりが変わるくらいで色味や伝わり方が変わるということは、まず、無いはずです。
そういったときには、一過性のデザインとストーリーのディレクションが必ずと言っていいほど必要になります。サービスや商品の良さをいかにうまく引き出して顧客に伝えれるか。さらには紙・WEB・リアルでどのように感動を与えたいかという部分を常に気を配るディレクションがあれば、ぐぐっと魅力的なものができあがります。
このプレイベントのプログラムは昨年のTOSCAとは違い、ディレクションを内部のスタッフに任せました。こういった「感覚」は内部スタッフで共有して試行錯誤することで今後に大きく活かせる「エビデンス」を蓄積できると考えています。
2019 / DTP 冊子印刷デザイン
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
制作概要 さわかみ一般財団財団は、「さわかみ投信」の親会社である「さわかみ合同会社(現さわかみホールディングス)」より設立された一般財団法人です。 …
制作概要
さわかみ一般財団財団は、「さわかみ投信」の親会社である「さわかみ合同会社(現さわかみホールディングス)」より設立された一般財団法人です。日本の伝統文化を守る活動をはじめ、子どもたちへの教育、スポーツ文化の醸成といった6つの社会貢献分野を掲げ、活動を続けています。
伝えたいことが「多い」
新規事業や利益を求める事業とちがって、「世の中を良くする」活動は多岐にわたります。通常であれば「伝えたいことをひとつになるまで絞り、サイト構成を組むことが大切だと考えていますが、「社会を良くする活動」というとても大きなカテゴライズのため、ひとつひとつの活動内容がどうしても薄まって見えてしまっていました。
文言を変えずに「やわらかく」する
多岐にわたる、さらに10年続く活動をいかにうまく見せれるかということを考えた結果「やさしいイメージ」を取り入れました。
今までは「挑戦です!」「世の中を変えていこうではないか!」といったメッセージ性が強い文言が多かったため、ひとつひとつの活動がそれぞれ闊歩しているようなイメージを与えがちだった以前のサイト構成・デザインだったのを、丸いフォントをすることで統一感はもちろん、強くなりすぎているメッセージ性を薄めて、全体の統一を図りました。
伝えたいことやサービスが多くなる場合は、コーポレートサイトであっても「ポータルサイト構成」になってしまいます。それぞれの活動やサービスのインデックスページを設置してみてカテゴライズを強化することで、グッと見やすい・探しやすいサイトが出来あがるのではないかと思います。
2019 / Web
一般財団法人さわかみ財団
制作概要 公益財団法人お金をまわそう基金の公益化直後からこのちらしの子どもは使われています。笑顔がすてきな子どもを程よいアップで使ったのは、なんと …
制作概要
公益財団法人お金をまわそう基金の公益化直後からこのちらしの子どもは使われています。笑顔がすてきな子どもを程よいアップで使ったのは、なんといっても「初動」を印象づけるためでした。
迷ったらここに戻るポイント
新しいサービスや新規事業は毎日が模索状態です。どちらに行こうか、これをやろうか、やっぱりやめよう・・この繰り返しです。公益財団と言ってもベンチャー企業と変わらず「どうやって寄付を集めるか」というのを日々考えることになります。
そういった内部混乱の状態であっても顧客(支援者)からのイメージは不変のものを使うことが大切です。メインビジュアルやテイストがコロコロ変わるようなサービスだと顧客の印象はどんどん薄まり、ブランディングからかけ離れていってしまいます。
まずは、メインビジュアルを決定してそのテイストを崩さないように、そして数ヶ月かけて内部と顧客の抱いたイメージをすり合わせていきます。このチラシは「単なる赤ちゃんの笑顔」ではなく、「この子=基金」というイメージを1年以上かけて植え付けていきました。
新しいことに対しての初動の「勢い」は、なによりも「重要」です。
チラシやデザインもですが、スタッフそれぞれのモチベーションを均等に絶え間なくあげていくことで事業のデザインが固まってくると思います。そこに、デザインのちからが影ながら必要になってきます。
数年経っても、この写真の赤ちゃんは立ち上げの時の混乱を思い出させてくれるでしょう。
2017 / チラシデザイン
公益財団法人お金をまわそう基金
制作概要 東京浜離宮ホールでのチラシ。フルートの魔術師と呼ばれるだけある繊細で心揺さぶる旋律に会場はあたたかい雰囲気に包まれるコンサートです。毎年 …
制作概要
東京浜離宮ホールでのチラシ。フルートの魔術師と呼ばれるだけある繊細で心揺さぶる旋律に会場はあたたかい雰囲気に包まれるコンサートです。毎年来日して公演が開かれるジョルジョ・ザニョーニさん。彼のフルートと首席奏者による本当に贅沢な夜をどうやって表現しようか・・かなり悩んだチラシです。
両面表紙に
あまりおすすめはしない「両面表紙(ダブルA面)」。ちなみにA面といっても意味がわからない人も多いですよね(汗)。表紙は青のフルート奏者のアップ。あまり宣材写真がないので写真選びができない・・というのが一番難しいポイントでした。ロゴもありきたりなものよりもインパクトが有りつつ主張しないように作っています。表紙にはなかなか持ってこないだろう長文を配置。主催者の想いを掲載しています。「読んだら聴きたくなる」かはわかりません。これを言ってしまっては元も子もないのですが。。
裏面は一転して白基調
裏面は余白を考えたシンプルデザインに。
会場の様子や「厳かで繊細で、豪華」というキーワードをまとめるのは困難なので、「繊細」な部分が表現できたらと思いました。
何度も、何枚つくってもクラシック系のチラシには正解が見つからないものですね。「王道」と呼ばれるレイアウトでも良いのですが、「王道」が崩れているからこそ新しい試みを広告チラシにも取り入れていくことに意味があるのでは?と思うようになりました。
2018 / チラシデザイン
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
制作概要 公益財団法人お金をまわそう基金のアニュアルレポート2018の制作。初年度からページ数が増えて寄付額も大幅に増えてきたことを支援者様に伝え …
制作概要
公益財団法人お金をまわそう基金のアニュアルレポート2018の制作。初年度からページ数が増えて寄付額も大幅に増えてきたことを支援者様に伝える重要な冊子です。
しっかりとした「読み物」に
初年度のアニュアルレポートは財団の紹介がメインだったのに比べて、2年目のレポートは助成団体の活動報告をメインにしました。その分、ページ数や文字数が一気に増えてページ建てに悩みましたが、疲れることなく読める冊子に仕上げました。
「えんづくり」をテーマに活動してきた2年目は「運命の赤い糸」を感じるような出会いもあったということで、赤い毛糸でストーリーをつないでいきました。紙質は前年度と同様上質紙90kg。手触りがよく、白色がやさしく感じる紙質なので余白多め(白多め)で作っています。
支援者のこえ
初年度にない「支援者(寄付者)の声」を掲載しました。ただ、よくあるお客様の声のように数多く載せればいいというものでも無いのが社会貢献・寄付分野なのではと感じています。多すぎる「お客様の声」は(こういった冊子では)かえって逆の印象を持たれてしまう可能性もあると感じました。
わざわざ「支援者のこえ」とタイトルをつけて紹介するよりは、打ち出しキャッチコピーの流れでストーリーの流れに沿ってさりげなく配置しようと考えました。しかも淡々と。スタッフからの意見を取り入れて4つの支援者のこえを掲載しました。本来、共感コンテンツとして使われる「お客様の声」ですが、社会貢献分野ではかなりデリケートな扱いになるのかもしれない・・と感じています(いっきに胡散臭く感じてしまいがちですし・・)
2019 / 冊子デザイン
公益財団法人お金をまわそう基金
制作概要 さわかみ一般財団法人主催イベント「お金のさんかく、経済のしかく」のチラシ制作と当日の進行も担当。財団開発の「経済ゲーム」を使って、お金の …
制作概要
さわかみ一般財団法人主催イベント「お金のさんかく、経済のしかく」のチラシ制作と当日の進行も担当。財団開発の「経済ゲーム」を使って、お金の流れを机上で再現しながら「お金」を知って経済との関係性を知るきっかけをつくる勉強会です。
やさしく、皮肉で
通常は「経済ゲームでけいざいを知ろう」といったタイトルの勉強会なのですが、勉強会のタイトル決めから変えていきました。やさしいイメージに皮肉を感じさせるようにしたかったので「夏目漱石」をイメージに使って、彼のお金に対する皮肉な文章を本文に記載しています。
お金のさんかくとは、「三欠く」とは、「恥欠く 義理欠く 人情欠く」。この三つが欠けることでお金が貯まるようになると昔から言われています(参考リンク:金は三欠くに溜まる)。世の中の人がお金を貯めることに必死になってしまったら世の中はどうなるか?それは経済の死角となっていないか。という意味でタイトルを決めました。
そんな世の中の皮肉を綴った夏目漱石の「草枕」の一節を抜粋して、粗くトレースしたイメージを配置しました。夏目漱石は文学のイメージももちろんありますが、千円=お金というイメージも少なくはないため、一瞬でチラシの意味が伝わればと思いました。
2019 / DTP チラシデザイン
一般財団法人さわかみ財団
イベントの告知から開催当日まで一貫したデザインで顧客の期待を高める。ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2018 の公演プログラム制作。
制作概要
ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2018 の公演プログラム制作。50ページに渡るデザインと構成をひとりで仕上げました。開催決定から公演日まで一貫したデザインを保てたイベントになったと思います。プログラム巻末にはしっかりと「ポスター/チラシ/プログラム/デザイン制作」でクレジット記載いただきました。
一貫してデザインで「リアル」をつなぐ
開催決定から公演日まで販促チラシやサイトのデザインは試行錯誤、テストを繰り返して変わったものの、当日会場に来てくれた人には血を模したインクのイメージと強く打ち出した「TOSCA」や「ROSSINI」の印象を持ったまま会場に来てくれたと思います。さらに、入り口で販売していたプログラムを見て「ついにこの日が来た!」とワクワクしながら席に向かっていってくれた・・こういったお客様の感情を想像しながら最後の大仕事プログラム制作をしていました。
「読み応えがあり、且つ読みづかれない」クラシックのプログラムは内容がスカスカのものから写真集のようなもの、文字と歴史ばかりで読み疲れてしまうもの、そういったものの中間を狙って何度も「可読テンポ」を確認しました。いろいろな人に試し読み、ページパラパラを繰り返してもらい、50ページの最後まで主催者のストーリーが途切れないようなページ建てに仕上げました。
さらに、どうしてもひとりで制作を進めるのでプレイベントの冊子で主要部分を制作。紙と色の具合やテンポなどを確認してプログラムへと反映しました。
また、表紙の後と裏表紙の前にはトレーシングペーパー印刷を挟んでプログラムの特別感を演出。最後のトレーシングペーパーには来年の予告とワクワク感を演出もあります。
2018 / 冊子印刷デザイン
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
制作概要 東京サントリーホールでの公演チラシ制作。没後150年の作曲家ロッシーニを讃えるプログラム内容で、日本ではあまり演奏されない曲目も演奏され …
制作概要
東京サントリーホールでの公演チラシ制作。没後150年の作曲家ロッシーニを讃えるプログラム内容で、日本ではあまり演奏されない曲目も演奏された特別公演となりました。
長いキャッチコピー・・
デザイナーを悩ませる第一位として「レイアウト決定後のキャッチ変更」や「なぜかキャッチコピーが多い」という注文があるときがあります。多くの場合はチラシの訴求ポイントを理由に却下できるのがほとんどなのですが、ある程度以上の権限が絡んでくるとそうはいっていられません。今回は「ロッシーニを演奏させたら世界一のオーケストラを聴いてみませんか?」というキャッチがけっこうな直前に増えています。さらに金帯で。これがあるのと無いのとでのご想像はお任せしたいところです。
均等割付の安定感
ロゴを等倍でどっしり作っています。
ロッシーニは美食家で写真にある通りの巨漢だったということと、楽しいことが大好きな性格ということからクラシックでよく使われがちなフォントよりも丸い安定感のあるゴシックを均等割付で作っています。均等割付の場合、改行ポイントを無視できるか否かという部分でもめるのですが、イタリア語なので改行ポイントはオール無視しました(笑)。
赤い斜めの線はサントリー公演を含む「ジャパン・オペラ・フェスティヴァル2018」で共通して使っている角度のものです。イベント全体に係るポイントで関連性を表現しています。
2018 / チラシデザイン
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
制作概要 公益財団法人お金をまわそう基金のセミナー・勉強会チラシ「氷上の格闘技パラアイスホッケー」のチラシ制作。スレッジという特殊なソリに乗って繰 …
制作概要
公益財団法人お金をまわそう基金のセミナー・勉強会チラシ「氷上の格闘技パラアイスホッケー」のチラシ制作。スレッジという特殊なソリに乗って繰り広げられるスレッジホッケー。手で漕ぎ、手でパックを飛ばしてゴールを狙う。パラスポーツの中でも選手同士の激しい接触がある競技で手に汗握るスポーツだと言われています。
よく目にするデザインに寄せる
「スポーツ新聞ぽい」ことでひと目で「スポーツだ」とわかってもらう。そして、障がい者なんだと気づいてもらうことが目的でした。「スポーツ新聞ぽい」というのはあまりに似せると「イメージの差」があるので7割ほど似せることにしました(黄色を抜きました)。スポーツ新聞って芸能ネタも大きく取り扱うこともありますので・・。下世話さもいらないので文字を重ねたり被せたりというのも無しで「似ている」に留めています。
スレッジの足部分は注目すべき部分ですので切り抜き全面に配置して躍動感を増してます。とはいえ、この部分、どうなっているのかは写真だけではわかにくい部分です→だから試乗して確かめよう!的な狙いもありますが。躍動感を出したのですが、よく見てもわからない(見たこともないソリなので)のでロゴを配置して足部分を注目させてみています。
スポーツものの制作は難しいですよね・・。
自分自身がスポーツと縁が薄いという部分もありますが。。
2019 / チラシデザイン
公益財団法人お金をまわそう基金
制作概要 公益財団法人お金をまわそう基金の「日本の伝統芸能『能』を世界へ つなぐ」のチラシ制作。大阪の小さな能楽堂がひとりのブルガリア人の青年が修 …
制作概要
公益財団法人お金をまわそう基金の「日本の伝統芸能『能』を世界へ つなぐ」のチラシ制作。大阪の小さな能楽堂がひとりのブルガリア人の青年が修行に来たことで世界的な活動を始めることとなりました。日本の伝統は「世界中に守りたい、伝えたい人」がいます。文化を開き、次世代につなぐことが大切だと山本能楽堂の山本章弘さんが語ってくれました。
黒と朱の強さ
児童虐待防止のチラシと同様、中心動線のようにみえますが、キャッチコピーやサブキャッチ、赤い丸で強いイメージをなくしています。ですが、能面がインパクト「大」ですからそれなりに強さがましてしまうのですが、朱い丸を置くことで真ん中のインパクトを右上に散らしました。
UX/UIとアートレイアウトの違い
すごく微妙な違いだと思っている部分がUX/UIを意識したレイアウトとアーティストの経験と感性でレイアウトされたデザインは微妙に違うと考えています。どちらが良い悪いというものではありませんし、どちらもデザインには必要だと考えています。
このチラシでも「朱い丸の位置やテキストの余白、配置位置はセンスですよね?」というようにレイアウトを「センス」だと感じてくれていることがあるのですが・・
実は、そうではないです(笑)。
今回は講師が豪華だったので講師が中心でした(右下赤い四角)。
そこから真上に赤い円。そして、そこから波紋線(円を大きくしていく)上に文字や目・鼻・口などがうまく収まる場所を探します。下の画像で見てみてください。
「センスですよね?」と言われるのはとても嬉しいことです。UX/UIレイアウトがチラシを手にとって全然意識されずに誘導できている証拠ですからね。
ま、「手にとってみたい」という初動を起こせたことからUXははじまっているわけですが・・。
2018 / セミナー / チラシデザイン
公益財団法人お金をまわそう基金